デザイン思考7
また、今回も引き続きTEDのティム・ブラウンの動画をまとめていきます。
Tedで紹介されていた事例に入ります。
彼のチームがインドで新しい視力検査プログラムに携わっているとき、彼らはまず、学校の子ども達のあこがれややる気はどうなっているかを理解しようとしました。
それが彼らの親を検査するとき、子ども達がどんな役割を果たすか見極めるためです。
そこで高品質かつ非常に低価格の補聴器を途上国向けに開発しました。
そうとは言え、先進国では高度に訓練された専門家しかこのような補聴器の調整はできません。
しかしインドなどの国々では、まずこのような専門家すら存在しません。
そのため、このチームはインドで患者とコミュニティの医療従事者を巻き込んでこのPDAとそのアプリケーションで耳を診断し、それを取り付ける専門家に取って代わることができないかと考えました。
テクノロジーから始める代わりにチームは人や文化から手をつけました。
人々のニーズを出発点としたとき、デザイン思考に従えば、すぐに作ることから学ぼうとします。
何を作るかを考えるのではなく、考えるために作るのです。
ここで、プロトタイプはイノベーションの過程を加速させます。
なぜなら、アイデアを現実の中で働かせてみないと、そのアイデアの良い点と悪い点を深く理解出来ないからです。
それをするのが早ければ早いほど、そのアイデアは早く進化するのです。
つまり、考えるために、どんどんプロトタイプを作りなさいと言うことです。自分でも知らないうちに実践していましたが、自分でもどんどんやってみたいです。
作りながら、進みながら考える。