デザイン思考5
今回も引き続きTEDのティム・ブラウンの動画をまとめていきます。
デザイン思考はトロント大学ビジネススクールの教授であるロジャー・マーティンの言う統合的思考から始まっていまて、それは、新しい解決策を見出すためにぶつかり合うアイデアや制約をうまく利用する能力です。
デザインの場合、それは、人間が必要とする望ましい状態を技術的な実現可能性や経済的な実行可能性と均衡させることになります。
グレートウェスタンのような革新によって私達はその均衡を限界まで引き伸ばすことができました。
かつてはそうであったのに、どういうわけか私たちは、この状態から以下のような感じになっていました。
つまり、世界を変えるようなシステムごと考えていた人が小さいものに取り組んでしまう、黒いタートルネックとデザイナーメガネを身につけた聖職者みたいになってしまったのです。
我々の社会の工業化が進むにつれてデザインの分野が専門家されていき、より小さな分野に集中してデザインは美やイメージファッションを意味するようになっていきます。
ここではこれを非難しているわけではありません。
しかし、デザインはもう一度大きくなり始めているようです。
そして、それはデザイン思考を新しい種類の問題に応用することで生まれます。
地球温暖化や教育、ヘルスケア、安全保障、水質改善など様々です。
このデザイン思考が再登場して、様々な新しい問題に取り組むことで基本的な考え方が実用的だとわかります。
これから、いくつかの事例を述べていきます。
うーん、今回もまとめてみて勉強になりました。